とある画家のアトリエ

動物たちにストーリーを与える絵描きの活動記録

絵を買ってくださった方のご感想

昨日、ある方からメッセージをいただきましたので、ご紹介させて下さい。 ご本人の了承もいただきました。 かえるの絵の制作途中を掲載している時から、興味を持って下さった方がいました。仕上がりが近づいたころ、ぜひ我が家に迎えたいというお話をいただ…

うちの場合

20代前半から30代はじめにかけて、どういうわけか家庭に重いトラブルを持つ人ばかりが周りにいた。 うちといえばモラハラの父とそれに反するように子を溺愛する共依存の母がいて、機能不全傾向の家庭ではあったが、兄も私もなんとか道を外さず生きてこれたの…

鵜呑みにしない

なんだかふと思ったのだけど、健康法、食事法、占いとか宗教もしかり、他人が良いと言ったものが自分にとって必ずしも良いとは限らないのではないだろうか。 あの人が良いと言ったから良いのではなく、それの出処がどこなのか、信頼できる筋からのものなのか…

誰がために

「相手を憐れみ必要以上に過保護になる人は、自分の問題解決ができていないために、自分の問題に直面することから逃げ、救済者の役割を演じようとしています。」という物をFBで見かけた。その投稿をされた方は心理学に詳しく、特に子供の引きこもりなどを専…

自問自答

目の前にある真実を見ようとせず、 自分の過ちを省みず、 自分が行うことは正しく、 それに従わないものはわかってないだ悪だと幻滅し、 さも自分の行いが絶対であり大義名分があるかのように振る舞う。 最近そういうものにとても違和感を感じている。なぜな…

数年前からの変化

3,4年前からスピリチュアルな知り合いががっつり増えた。「スピリチュアルってうさんくさい。そんな人と付き合うなんてうさんくさあぁぁぃい!!」と言って私の元から去っていった人がいる。多分その人はスピリチュアルに対して「あなたの後ろになんかいて邪…

わたしとあなた

共感力の高い人がいる。 そういう人は人の気持ちによく気がつく優しい人が多いと思うのだが、それが行き過ぎると自分と相手の区別がつかなくなり、人のことを自分のことのように感じ苦しむことになるような気がする。 というのも、実際…

選択の自由

人には選択の自由があるらしい、と聞いた。 この選択の自由というものに対しては、神様でも入り込めない領域だそうだ。神様と呼ばれる存在ですら、人間の意思に入り込み、思うがままに操ることはできないという。私にはこれだと思う経験も知識もないので、そ…

心にひそむもの

誰に何をされたという愚痴は聞き慣れている方だが、中には言葉の奥の方に「私が嫌いな人をあなたにも嫌いになってほしいんだけど」という気持ちを忍ばせてくる場合がある。 もうワンランク巧妙なテクニックとして「あの人最近○○なんだよ、大丈夫かな?」と「…

呪いの言葉

実は母が先日から膝を痛めている。 それまで相当元気だったため、本人は安静を余儀なくされ、かなりショックのようだった。私としてはゆっくりでも歩けるのだし、入院するでもなく、ましてや死ぬほどの致命傷でもないのなら、自分のペースを変えて生活すれば…

人が育つということ

先日、人を育てたり支援する職業の方から、できないことに対してなぜできないのかと問うより、できることを褒めた方が最終的にその人が伸びるという話を聞いた。 もちろん間違っていることは間違っていると伝えるのだが、その伝え方がポイントのようで、人は…

人を通して経験する課題

私のこれまでの経験上、人にタダでものを頼む人、もしくは値切ってなんとかしてもらおうという人や友達だからなどと言いプライベートなラインを超えてくる人は、自分の都合の悪くなることは見ないふりをするので信用ならない気がしている。 「私はしてあげた…

先へ行く人たち

パイオニアと呼ばれる人々の多くは、自分が長年かけて会得した技術や知識をあとに続く人たちに伝える活動をしている。彼らはよいものをみんなで分かちあい、さらに発展させることを目指しているように感じる。 ある自然農法の農家の方が書いた文章のなかに …

夢との付き合い方

イラストの専門学校を出て、デザインなどは社会に出てから仕事をするなかで学んできた。パート、バイト、派遣、正社員、契約社員と形態は違ってもずっと作る仕事に携わってきたけれど、やっぱり「絵」に関することを考えるのは楽しい。そう思えるのは社会に…

人の振りを見て我が振りを確認する

親切にされることはとてもありがたいけれど、度が過ぎているように感じる時がある。それには違和感というよりむしろ嫌悪感に近いもののように思う。なぜだろうと考えていたけれど、ある人の言葉で合点がいった。 それは「支配する人は、支配される人をつくる…

日常

私は都会と田舎の間のようなところに住んでいる。山も海も美術館もショッピングモールも、車を飛ばせばものの2,30分で辿り着いてしまう。なかでもお気に入りの場所は歩いて5分くらいのところにある神社の裏に広がる森だ。そこへは時間があれがば行くようにし…

これからのこと

子供の頃から嫌いなものは徹底的に嫌いで受け付けられないという気性の荒さを持っていたけれど、集団生活の中でそれを誤魔化して生きる術を知った。しかし、生来の性格はそう簡単に変わることはなかった。 そして数日前、ある決断をした。それは好き嫌いの感…

12月の展示予定

12月に入りましたので、展示三昧が始まります。まずは一発目。東京ドラードギャラリーさんで開催される第6回 創作表現者展に参加いたします。100名を超える作家が集まる展示となりますので、ぜひお気に入りの一枚を見つけにいらしてください。第6回 創作表現…

強制的に自分を見つめてみる。

ちょっとここ数ヶ月、停滞していたがだいぶ復活してきたので、ブログもちょくちょく更新していこうと思う。停滞していた原因はよくわかっている。まああまり大きな声では言えない。正直こんなことが起こるのかという感じだ。今まで自分の心が素直に喜ぶこと…

ぶっちゃける、その先に何がある?

「これからの人生は自分のために生きる」 そう語った彼女とは数年前に仕事を教えてもらったことが縁で、職場が離れた今も定期的に会う中だ。今までずっと付かず離れずの距離を保ち、お互いの込み入った話も幾度となく話してきた、血のつながりはないが身内の…

ぶっちゃけられ癖

昔からなぜか人からぶっちゃけられることがよくあり、ほぼ初対面でも過去の辛い出来事を告白されてきた。号泣されたこともある。ちなみに自分から話を聞くと言わないようにしている。 昔から人の体験を自分に起きたことのように感じる癖があり、寝込んだこと…

わたしのなかの裏テーマ

最近話題に上がった話。 お遍路さんのコースは、四国を一周するようぐるりと囲むように配されているという。ある作家は輪廻転生を描くため、水のイメージを取り入れた絵を描かれた。また別の方から、ある国では数百年続いた伝統が壊され、途絶えてしまったと…

絵を描くことはどう役に立つか

わたしはひとに教わったり教本のようなものを読むのは好きじゃないが「絵が描けない人が上手くなる本(仮)」を数年前に手に取った。一から学びたいというよりは復習気分で手に取ったのだが。 分厚い本の中でひとつだけ覚えていることがある。それは、 「人…

大難は小難を避ける

「大難は小難を避けることがある」 数年前、ある人に言われた言葉だ。 小さい失敗をすることで、これじゃまずいと方向転換し、これから起きるであろう大きな失敗を避けるよう動ける、ということがあるらしい。だからあまり人の人生にやる前からあれこれ口を…

珍しくぶっちゃけてみる

久々に書く内容がこれかい。といった内容。 画像は三年前の貯金通帳。 30代の通帳とは思えない有様である。 そう、別に隠してはいないが、私は一度フリーランス志し、失敗している。 その当時、策はなかった。今思えばとてつもなく無謀だった。 今もそんなに…

東京初個展!で思ったこと。

もう随分昔のことのようですが、4月に東京ドラードギャラリーで行った個展の記憶を辿ってみたいと思います。 率直な印象としては、思いのほか人が来られた、と思っています。 始まる前は、正直、無名の関西人の絵の展示に人は来るのか?誰も来なかったらどう…

個展の告知を書いてもらいました!

FBが元で知り合った友人が、英語で告知文を描いてくれたのでご紹介します。 Kanako Ito 伊藤 嘉奈子 Exhibition in TOKYO 4.15(Fri)〜4.19(Tue) at Waseda. She has amazing talent of painting. Because Animals talking about spiritual messages of you w…

立ち上がる弱小クリエイター

先日ある方と話していたこと。 クリエイター、アーティストの作るものの価値やどうやって食べて行くか、のような話。 経営者としての目線は私にない視点なので非常にためになった。 私は、絵を描いて生きていきたいと考えている。それを収入にし、それを元に…

個展のタイトルのその意味と

さて、そろそろ個展まであと1ヶ月あまりとなった。 昨日あたりからようやくエンジンがかかってきたかも… さて、個展タイトルのギフトですが、その名前をつけた個展は今回で三回めになる。 なぜギフトにしたかというと… 私は今まで、小さい頃から絵を描くこと…

東京ドタバタ行脚の内訳。その3

というわけで前回の続きです。 今までの記事はこちら。 東京ドタバタ行脚の内訳。その1 - とある画家のアトリエ 東京ドタバタ行脚の内訳。その2 - とある画家のアトリエ 今回の東京行きはDM配布とギャラリー訪問以外は何も考えておらず、 一泊するかどうかも…