とある画家のアトリエ

動物たちにストーリーを与える絵描きの活動記録

自問自答

目の前にある真実を見ようとせず、

自分の過ちを省みず、

自分が行うことは正しく、

それに従わないものはわかってないだ悪だと幻滅し、

さも自分の行いが絶対であり大義名分があるかのように振る舞う。

最近そういうものにとても違和感を感じている。

なぜなら何が正しくて何が間違っているかは、自分が立つ場所によってがらりと変わってしまうと知ってしまったからだ。

たとえば、自分が友人と喧嘩をしたとして、相手は相手の言い分があり、自分は自分の言い分があるようなものである。それを言い負かしたり自分の言い分を認めさせたところで、それが本当の正解なのか、解決になるのだろうかと感じる。

人というものはよくわからないもので、思い通りにならないものだろうと常々感じる。
だからこそ、偶然に自分と同じ風景を見ることができる相手を見つけたならそれを大切にしたいと思うし、その偶然に依存してはいけないとも思う。

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