とある画家のアトリエ

動物たちにストーリーを与える絵描きの活動記録

ふくろうのすすめ

年始の挨拶に使ったこのふくろうさん。

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制作中はすごい目ヂカラで私に訴えかけてきたような気がしました。


『おい、おまえ。


まだ人の目を気にしているのか。

まだ人のせいにするのか。

まだ自分の人生を生きないのか。

いつまで同じ場所をぐるぐる回っているんだ。もう答えはわかっているじゃないか。


人がなんと言おうと関係ないだろう。自分の人生じゃないから好き勝手言うんだ。そんなやつの言うことくらいで止めてしまうなら、おまえの情熱はそれまでだ。最初から止めておけ。


最初からできるやつなんていない。少しずつでもいいから続けるんだ。小さなことでもやるんだ。自分の足で立とうとしろ。自分の人生を生きようとしろ。後悔したくないならな。』


描いてる途中、何度もあっ、はい。すみません。ちゃんとします。みたいな気持ちになりました。


去年の冬至の日に東京へ行き、なぜか腹が据わりました。これといったことはなかったはずなんだけど、点と点が結ばれたような感じでした。

そのあとに描いたのがこのふくろうさんなのですが、その時の気持ちを代弁してくれているような、決意のふくろうさんになりました。