とある画家のアトリエ

動物たちにストーリーを与える絵描きの活動記録

数年前からの変化

3,4年前からスピリチュアルな知り合いががっつり増えた。

「スピリチュアルってうさんくさい。そんな人と付き合うなんてうさんくさあぁぁぃい!!」と言って私の元から去っていった人がいる。多分その人はスピリチュアルに対して「あなたの後ろになんかいて邪魔してます!この30万円のツボ買えば治りますうぅ!」みたいなイメージを持っているのだろう。

私は何事に対してもまず否定から入りはしない。人でもものでも知らないままでは良い悪いの判断もできないと思うからだ。そんな感覚でスピリチュアルな人と付き合ってみると、彼らはいたって普通の人たちである。

手から火が出るわけでもないし、空を飛ぶわけでもない。大多数のひとは人生のヒントは与えるが答えは言わず、最後に考え選択する自由を残してくれる。30万のツボのくだりのように人を不安にさせ、思考を支配し何かを搾取するような人は私の周りにはいなかった。そんなことをする人はどんな手を使ってでもそうするのだろうから、それがスピリチュアルかどうかは関係ない気もするけれど。

見えない世界と現実は繋がっていると思う。特に創作するということは、インスピレーションというあいまいで形のないものをどこからか受信し、何もない現実へ自分という機関を通して表現する仕事だと思うからだ。

私にとって見えない世界のアドバイスも、現実世界のアドバイスもあまり区別はしていない。どちらであれ、いまここで生活している現実に活かしていけばいいと思う。