とある画家のアトリエ

動物たちにストーリーを与える絵描きの活動記録

夢との付き合い方

イラストの専門学校を出て、デザインなどは社会に出てから仕事をするなかで学んできた。パート、バイト、派遣、正社員、契約社員と形態は違ってもずっと作る仕事に携わってきたけれど、やっぱり「絵」に関することを考えるのは楽しい。そう思えるのは社会に出てからたくさん経験したからだと思う。
 
幼い頃に一番なりたかった職業が画家で、小学校一年生の時にはもう文集に将来の夢を画家と書いてある。しかし、いつの間にか画家は儲からない職業というイメージがついてしまい、大人になって一番避けた職業が画家となってしまった。幼さゆえに夢を見て、大人になって現実を知る。しかし夢を諦めきれず、OL時代もずっと絵は描くことを続けていた。
結局、今はその夢を選んでいる。今までの経験は、本当に進むべき道はこちらではないと確認するためのものだったように思う。
 
自分には向いていないと心の奥に封印していることが、実は一番自分に必要で、向いていることなのかもしれない。

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