とある画家のアトリエ

動物たちにストーリーを与える絵描きの活動記録

人類パワースポット化計画

なんだかとてもたいそうなテーマだが、これは私が絵を描いている大きな理由のひとつだ。

 

私は主にA4くらいまでの小さな絵、ハガキサイズや5cm角くらいだったり、手のひらサイズの絵を多く描いている。最近は特にふくろうを描いており、動物自体を描き始めたのは14年ごろとまだ日が浅い。それまでは女性の絵を多く描いていた。

以前、友人と花を買うように気軽に絵を楽しんで欲しいね。といって、友人たちとハガキサイズの絵のグループ展をしたことがある。日本は海外のように大きい絵を個人宅で飾るのは難しいと思う。絵を飾るということ自体あまり馴染みがないし、絵を観る、ということもまた少し敷居が高く感じるのではないかと思う。

それなら絵を飾るという行為をもっと身近に感じてもらうために、玄関のちょっとしたスペースやリビング、自分の部屋で花を飾る、ポスターを選ぶ気分で小さな絵を飾ってみるというのはどうだろう。ポスターや花が見る人に与えてくれるものがあるように、絵にできることもあるんじゃないだろうか。

実際に絵を買ってくださったり、依頼してくださった方に、こちらからお礼を言う立場なのに、ありがとうと言われる機会が増えてきた。なかには涙を流したという方もいて、自分の意図しないところで絵が人のこころに作用することがあり、そうして人を癒すことがあるということを知った。

絵をネットで発信し続けることやその場所の提供は、前述したように元気になるきっかけ、すなわちパワースポットに行くことに似ていて、それに触れた人たちが少しでもプラスの方向に行って欲しい思いがある。縁起物を多く描いているのもそういう理由だ。そうして元気になった人に触れることで、その人がパワースポットのような役割をはたす。絵は、そんなきっかけのツールになって欲しいと思っている。

自分の生み出したものに価値を見出してくれて、優しい時間を届けられたらこれ以上のことはない。