かめはめ波を撃つために
去年の秋頃から立体制作を学んでいます。
人形の骨となる針金を切り出すところから始めているが、これが実際の人間のようで、傾きがあると猫背になったり、立たなくなったりしておもしろい。
しかし立体は難しい。そらそうだ、やり出してまだ間もないのに、できたらたいへんですね。
絵を描く時は、脳内に湧いてきたイメージをできるだけリアル(現実)につなげ、でも空想の世界も抜けきらないようにして平面にしている。それは今までやってきたことなので、まあなんとなく形にはできます。
でも立体は頭の中のイメージをを具現化しようとしたら、なんとなく違ったふうになってしまう。片方から見て形がよくたって、違う角度ではいびつになってしまう。芯から意識する感覚の訓練と場数かなと思います。
私の絵は、どんどん盛っていく。
立体は盛ったり削ったりできる。
絵もモノによってはできるかもしれないけど、私にとっては経験がないことで、なんだか画期的なのです。
平面だけじゃない世界の勉強は、新しい視野を広げてくれるんではないかなと思います。